暑くて溶けそうですが、よく考えてみると日本の1年の中で暑いのは7月から9月の3ヶ月。あとはほぼ寒い。
寒い方が苦手な私にとっては、わりと嬉しい夏だったりします。
紫外線が・・・お肌のお手入れが・・・なんて言いつつも、実はまぶしすぎる太陽の光をさんさんに浴びて、しみやそばかすがあったって気にしない!だってそれは太陽の恵だもの。と言いながら、こんがり焼けた肌が艶っぽくて美しい。
そんな世の中にならないかしらと日々願っております。
白い肌は美しくて羨ましいけれど、”美白”にはさほど興味がありません。
太陽の恵を受けている自然なお肌の方がずっと魅力的と感じてしまいます。
ところで、好きな手作りお菓子は何ですか?
私は子供の頃から”マドレーヌ”がNo.1です。
我が家のマドレーヌはホタテの形をしていなかったので、子供心にホタテ型のマドレーヌは憧れでした。
そして最近やっとホタテ型を手に入れ念願のホタテマドレーヌを作る事が出来ました。ほんのささやかな幸せ。。
しかしなぜマドレーヌはホタテの形をしているのだろうか?
スペイン情報のラジオ番組"Amo España”のサポートをさせて頂くようになってから、サンティアゴ・デ・コンポステーラのシンボルはホタテ貝という事を知り、なんて素敵なシンボルなんでしょう!と感動し、ますますホタテ貝の虜になってしまったのですが、まさかまさか、サンティアゴ・デ・コンポステーラとマドレーヌって関係してたりして・・
なんて思いから調べてみると・・・
本当に関係があったのです。
マドレーヌ(Madeleine)は、= マリー・マドレーヌ(Marie Madeleine)。
つまりは、マグダラのマリアのフランス名なのだそうです。
マグダラのマリアが祀ってあるサント・マドレーヌ大聖堂(フランス)は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの始点でもあるのですね。
諸説あるようなのですが、
スペインの守護聖人 聖ヤコブ(サンチャゴ)のシンボルであるホタテ。
巡礼のためにホタテ貝を象ってマドレーヌという名の女性が焼いたお菓子がマドレーヌだとか。
修道女たちがマグダラのマリアにマドレーヌを献上したとかしないとか。
きちんとサンティアゴ・デ・コンポステーラについて学んでいればもっと早く気がついていた事でしたが。。
もっと知りたいです。
マドレーヌは、美の女神ビーナスに準えられたマグダラのマリアなのですね。
なんだかますますありがたいお菓子に思えてきました。
美の女神ビーナスといえば、ホタテに乗ったあの「ビーナスの誕生」。
ボッティチェリの作品です。
ボッティチェリの作品といえば、「ラ・プリマヴェーラ」。
そうそう、F.PRIMAVERAのプリマヴェーラなのです。
どこまでも関連してゆく不思議な繋がり・・・
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